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中国一の景色

万里の長城、

日本なら富士山だろうか。

ここを見ずして、「中国に行ってきました」とは言えない。

だからこそ、皆が行くからこそ、行き方にこだわりたくなる。

初めて行った2001年、まだ貧乏旅行に憧れていた時期、

当然のように路線バスで行こうとする。

たどり着けたときは、「そら見たものか」と誰になく訴えた。

東の端

長城はその名の通り長い。

ならば端も見なければ。

誰でもそう思うはず。

北京から鉄道で四時間弱。

秦皇島に着く。

ここからバスで10分程度で着く。

東の端は海だった。

西の端

東の次は西。

西の端は・・・崖だった。

気持ちいいくらい、分かりやすい端の姿だ。

ただ、やはりここは中国。

というより日本ではない。

本当に断崖絶壁だが、手すりなどはない。

崖のギリギリまで行くことができてしまう。

落ちた人はいないのだろうか・・・

まだまだ

「上には上が」ではないが、西には西が。

敦煌から車で1時間以上。

嘉峪関より西に、まだ長城はあった。

ひたすら続く。

嘉峪関とは違い、どこまでも続く・・・

この終わりのない姿のほうが、

自分の思う中国の姿に重なる。

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ただただ、壮大。

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東端は海

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明代長城の端は
北京から2泊3日で着く嘉峪関

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漢代の長城は続く・・・