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臨時列車

2004年、敦煌から上海への鉄道のチケットがとれた。

敦煌発は夜中の1時。

ウルムチ初のこの列車に乗ったときには、

もう皆寝ていた。

翌日、昼過ぎまでだらだら過ごす。

ふと気付くと、蘭州を過ぎていた。

そのままだらだらすごしていると、気付けば夜。

夕食はカップラーメンにした。

そして、敦煌を出て20時間たって宝鶏についた。

ホームに下りると

本日最後の大きな駅。

先を競ってホームに下りる。

つられてホームに下りると、皆小走りに店へ向かう。

ついていくと、お弁当を売っていた。

さっきカップラーメンを食べたばかりだが、

皆が買っているので、買ってみようと思った。

教訓の1つに

買って、車内に戻る。

列車が動き出し、弁当を開ける。

一口食べる。

ウマイ

味のしみた鶏肉とご飯、

そしてモヤシとピーマンの食感のバランスがとてもいい。

本当にうまい。

皆が先を競って買っていただけはある。

「うまい店は混んでいる」

以後、この経験を生かしていこうと思ったきっかけでもあった。

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ノンビリとした車内の風景

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皆、
さっさと買って車内へ。
最後の客は私だった。

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味付けも日本人好み
とにかくウマイ!