免費解放区とは・・・
砂漠にはラクダがいなくても、
というより、いないほうがかえって自然な気がする・・・
その思いが、免費解放区へのきっかけ。
商売じみた砂漠より、静かな砂漠。
とはいうものの、
敦煌のドミトリーで知り合った仲間たちと、砂山を登っていく。
眼下には
通常、鳴沙山にいくと、入り口からラクダに乗り、月牙泉まで行く。
そして月牙泉のほとりで夕陽を望む・・・
これが、一般的。
そこをあえて「月牙泉を見下ろす」という楽しみ。
贅沢。
こういう醍醐味も御仁旅行ならではと、一人で納得。
一人旅はお金はかからないが、やはり贅沢な旅である。
もちろん、お金をかけることもできるが、
かけずとも、
一人だからこそ許される「自分の時間」を最大限に活かせる。
夜9時過ぎに
そう、夏の敦煌は夜9時過ぎに日は落ちる。
したがって、ココに向かうのは早くて夜7時。
ゆっくり登り、夕陽を見る。
考える。
振り返る。
想像する。
すると陽は落ち、足元の砂は熱気を帯びているが、風は涼しい。
下山し、明るい敦煌の町へもどり、
再び熱い思いをしに屋台の並ぶ沙州市場へ。
(2006年から免費解放区はなくなった)
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